
古着屋ルミナスティは、国内の就労支援施設と提携し、
職員の方々と利用者の皆さんと共に古着販売事業を行っています。
利用者によっては実際にこの仕事を通じて成長し、現在ではルミナスティの一員として雇用契約を結んだ仲間もいます。
今回の記事では、古着屋ルミナスティ代表の菅谷氏と同地域で活動している就労支援施設の職員さんの、それぞれの目指していることや想いを聞いてみました。

⚫︎ 施設利用者が変わる現場からの声 ⚫︎
実際に、就労支援施設の職員さんに、ルミナスティの仕事に関わってからの利用者の変化や声についてインタビューしてみました。
Q.
御社とルミナスティとの出会いを教えてください。
A.
出会いは、千葉県が運営している福祉サイトがきっかけです。そこに就労支援の事業所が登録されていて、いつでも仕事を募集している企業さんが見れるんですよ。そこで菅谷さんの会社「ルミナスティ」を見つけて、募集されてたので問い合わせをしました。
Q.
その時、なにか特別なきっかけがあったんですか?
A.
そうですね。就労支援の事業所って、作業を請け負おうとしても“福祉事業所だから”って理由で断られることが多くて…。でもそのサイトに菅谷さんの事業の募集が載っていて、作業内容を見て「福祉の人でもできるかも」と思って問い合わせてみたのがきっかけです。
Q.
実際、古着販売作業の仕事をはじめて、利用者さん含めてどんな感じでしたか?
A.
今まで内職作業って単純作業が多かったんです。でも古着販売の仕事は、仕分け・状態確認・採寸・写真撮影・ECサイトへの出品作業・状態が悪い古着の補修作業など、幅が広く工程も多い。最初は利用者さんが覚えるまで、仕組み化するまで大変でしたけど、慣れると楽しいですし、利用者さんたちも意欲的に取り組めています。弊社も洋服に関連する仕事をしていた過去を持っている職員が数名いて、菅谷さんの仕事とマッチングしているんです。
Q.
実際、ルミナスティと仕事をしてみて良かったことはありますか?
A.
菅谷さんは、私たち職員だけでなく利用者のこともすごい気にかけてコミュニケーションをしてくださっていて、利用者たちの将来のことも考えてくださっています。おかげ様で、弊社の利用者から数名ルミナスティに直接雇用していただいたりしています。また、古着販売の仕事をする中で、利用者たちが古着の良さに影響されてオシャレになっているんです(笑)今では楽しく仕事ができていて、菅谷さんにはとても感謝しています。
Q.
今後、ルミナスティの仕事を通じて目標などはありますか?
A.
この古着販売の仕事は幅が広く工程も多いので、利用者たちには様々なことを経験していただき、様々な仕事ができるようにしたいですね。ルミナスティに既に弊社の利用者が数名雇用いただいていますが、それだけに留まらず、様々な企業に雇用をいただくよう取り組んでいきます。
⚫︎ ルミナスティ代表インタビュー ⚫︎
「ルミナスティ × 就労支援」というカタチを作った、代表:菅谷氏に、この事業について想いを聞いてみました。
Q.
なぜ就労支援をやろうと思ったんですか?
A.
事業が軌道に乗ってきて人材が欲しくなった時だったんですけど、個人事業主として人を募集しても採用ってすごい難しいなと実感したんです。その中で就労支援サイトを利用したり、その前には一箇所飛び込みで提携もしました。
Q.
社会貢献したいっていう気持ちはあったんですか?
A.
最初は特になかったです。でも色々な人に感謝されていくうちに、嬉しさがありました。仕事を通じて誰かの役に立っていると感じると、やる気になります。これは現在でも変わりません。
Q.
実際、職員の方や利用者さんと一緒に仕事をしてみてどうでしたか?
A.
最初は職員さんと話すことが多くて、利用者さんと直接関わることは少なかったです。でも、施設外就労でうちの事務所に来てもらって直接仕事を教えるようになってからは、色々な人と出会いました。スキルに応じて仕事をお願いして、覚えるまで大変だった人もいれば、ちゃんと仕事できる人たちまで、色々な人がいるんだなと思いました。
Q.
利用者さんの中から数名、直接雇用を決めた理由は?
A.
半年間外注で教えていて、一緒に働きたいって言ってくれたことがきっかけです。あとは教えた人が離れてまた一から教えるっていうのは事業的にどうかなと思っていました。ただ、ずっと一人でやってきたので最初は正直、人の人生を背負うのが怖かったです。でも頑張っている仲間のために、やろうと思いました。
Q.
ルミナスティの今後のビジョンは?
A.
中古品の物販は仕事を生み出せる分野なので、気に入った人たちと一緒に、このルミナスティを大きくしていけたらいいなと思ってます。
ルミナスティは、仕事を通じて誰かの可能性が広がる瞬間を大切にしています。
これからも、支援施設の皆さまと共に、一歩ずつ未来をつくっていきます。


